先日、平日の昼間に保育園から電話がありました。
これってワーママにはホラー話ですよね。
電話出れなくて、コールバックするときのドキドキって、ほんと身体に悪い。。
本当は皮膚科に行ったほうがいいと思うのですが、
うちは仕事終わってから開いてるのは小児科だけだったので、
小児科に行ってきました。
とびひの症状は?
うちの場合は、
*足に蚊に刺されて腫れた傷が数か所
*顔中かきむしって、小さなかさぶたにもならないような小さい傷
*鼻の下に乾ききらないカサブタのようなの(大きな固まった鼻くそに見える)
*他、汗をかきやすい膝裏、肘などに治らない小さなカサブタのようなの
月曜日だったので、旅行の疲れかな?とかスルーしてました。
とびひって?
私のおばあちゃんから聞いたこともある「とびひ」って、なんなんでしょう?
よく聞くし、人にうつるってイメージですけど・・・
とびひとは民間で言われる俗名で、皮膚科の正式病名は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。細菌による皮膚の感染症です。ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌と略します)などが原因菌です。
接触によってうつって、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がるから、たとえて“とびひ”と言うのです。
あせも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起してとびひになります。
また、鼻孔の入り口には様々な細菌が常在しているため、幼児・小児で鼻を触るくせがあると、鼻の周囲からとびひが始まったり、その手であせもや虫刺されなどをひっかくことでとびひになってしまいます。
日本皮膚科学会より
なんと、俗名だったのですね~。
なるほど、子供ならよくある病気な気がします。
うちの上の子は夏、蚊に刺されてかくと、すぐグジュグジュになって、周りが赤く腫れてました。
あれは細菌による感染症だったのですね!
とびひにはだいたい2種類あるらしい
1つはみずぶくれができる水疱性膿痂疹、もう1つは炎症が強く、かさぶたが厚く付いた非水疱性(みずぶくれができない)、これを痂皮性膿痂疹と言います。
日本皮膚科学会より抜粋
かさぶたの方が炎症が強いんですね!水ぶくれの方がやばい感じがしていましたが、そうではない。多くの人は水ぶくれの方(水疱性膿痂疹)「とびひ」のようです。
とびひの治療は?薬は?
うちの場合は、
*外用の塗り薬1 アクアチムクリーム → 抗菌剤
*外用の塗り薬2 ロコイド → ステロイド
*アレルギー用の内服薬 ザジテン → 抗ヒスタミン酸(かゆみ対策)
この3つが処方されました。
とびひになったらプールは?
先生に聞いたところ、人にうつしてしまうので、プールは完治するまではダメでした。
うちはスイミングやってないけど、やってる人は振り替えなどが必要かもしれません。
とびひになったら、学校や保育園は行ってOK?
学校や保育園は、全身に症状があったり、ひどい場合は休ませるほうがいいようです。
とびひは、「学校感染症、第三種(その他の感染症)」(学校保健安全法)です。ほかの園児・学童にうつす可能性があるため、基本的には、治療してガーゼや包帯などできちんと覆っていれば(うつらないので)登校・登園可能のようです。
うちは、完全防備で保育園に行きました。
とびひのその後?
うちは、夜祈るように薬を塗りこんで、ひどいところは大きめの絆創膏はって寝ました。
翌朝大きく改善することはなかったですが、徐々に良くなって3日ほどで分からなくなりました。
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